変化の先を行くために、私たちが持つべきマインド

5月に開催された「自費出版ネットワーク全国大会」では、全国の自費出版に関わる方々と多くの意見交換をすることができました。
それぞれの会社が、時代の変化の中で新しい道を模索しながら、自社の存在価値を問い直している姿がとても印象的でした。

今、自費出版の世界は大きく変化しています。
従来の「記念として本を作る」という形だけではなく、ZINEや文学フリマのように、“自分の想いを自由に表現する文化”が広がっています。大量生産ではなく、小ロットでこだわりを持って作る本。
出版社を通さず、作り手が直接読者とつながる本。
そこには、単なる情報ではない、「想い」や「共感」の価値があります。

これは、印刷製本業界全体にも共通する変化だと思います。
時代は確実に変わっています。
デジタル化、AI化、少部数化、個別化。これまでの常識が通用しなくなる場面も増えていくでしょう。

だからこそ、私たちは“社会の変化のあとを追う会社”ではなく、“社会の変化の先を行く会社”を目指していかなければなりません。

では、そのために必要なものは何でしょうか。

私は、まず「変化を怖がらないマインド」だと思います。

新しいことに挑戦するときには、不安もあります。失敗することもあります。
しかし、変化の時代において、「今まで通り」だけでは未来は切り拓けません。
「まずやってみよう」「まず学んでみよう」という姿勢が、会社を前に進める力になります。

次に必要なのは、「自分たちは何のために存在しているのか」を考えるマインドです。

私たちは単なる本づくりの会社ではありません。
Book Entertainment Groupのミッションは、「本づくりを通じて人々の心と生活を豊かにします」です。
本を作ることそのものが目的ではなく、本づくりを通じて、お客様の人生や想いを形にすることが、私たちの存在意義です。

そう考えると、製本、自費出版、システム開発、それぞれの仕事もすべて一本につながってきます。
木戸製本所の技術も、ミューズ・コーポレーションの編集も、GiHのシステムも、すべては「より良い本づくり」のためにあります。

そしてもう一つ大切なのは、「チームで挑戦するマインド」です。

未来は、一人では創れません。現場、営業、制作、システム、それぞれの力が合わさることで、新しい価値が生まれます。
だからこそ、相手の仕事を理解し、助け合い、同じ方向を向くことが大切です。

変化の時代だからこそ、

「できない理由」を探すのではなく、
「どうしたらできるか」を考える。

そんな前向きなマインドを持ち続けることが、これからのBook Entertainment Groupの大きな強みになるのではないでしょうか。

未来は、待つものではなく、自分たちで創るものです。

皆さんと一緒に、新しい本づくりの未来に挑戦していきたいと思います。

6月のテーマ  相手の立場に立って仕事をしよう

私たちの仕事は、ただ“作業を完了する”ことではなく、その先にいる相手に価値を届けることです。
お客様はもちろん、社内の仲間、協力会社、そして実際に本を手に取る読者まで、仕事は多くの人につながっています。

例えば、「この説明で相手は分かりやすいだろうか」「この納期で本当に困らないだろうか」「この品質なら安心して使っていただけるだろうか」と、一歩相手側に立って考えるだけで、仕事の質は大きく変わります。

相手の立場に立つことは、特別な技術ではなく“想像力”です。

その小さな気配りや先回りが、信頼を生み、「またお願いしたい」という関係につながります。

6月は、“自分目線”だけでなく、“相手目線”を意識した仕事を、みんなで実践していきましょう。

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