「一つ上の視点で仕事をしよう ~経営的視点を持つということ~」

7月は、Book Entertainment Groupにとって特別な月です。
7月は決算月。1年間の締めくくりであり、次年度の計画を立てる大切な時期でもあります。
まずは、良い締めくくりができるよう、最後まで気を抜かず、一つひとつの仕事に取り組んでいきましょう。
そして同時に、「来年、私たちはどんな会社になっていたいのか」を考える月にしていきたいと思います。

そこで今月のテーマは、「経営的視点を持って仕事をしよう」です。

「経営」と聞くと、社長や幹部社員だけが考えることだと思うかもしれません。
しかし、本来の経営とは、もっと身近なものです。
「経営」という言葉は、「経(けい)」と「営(えい)」という2つの漢字から成り立っています。
「経」とは、織物の縦糸のことで、「筋道を立てる」「軸を決める」という意味があります。
「営」とは、人が集まり、形を作り、日々の営みを続けていくことを表しています。
つまり経営とは、「目的を定め、それを仲間とともに形にし、継続していくこと」なのです。

これは会社だけの話ではありません。
少し皆さんの家庭に置き換えて考えてみてください。
家庭にも、「笑顔の多い家族でいたい」「健康を大切にしたい」「子どもの成長を応援したい」といった方針があります。
そして、限られた時間、お金、体力を使いながら、家族全員が幸せになるよう工夫しています。
家事を分担し、将来に備えて貯蓄をし、困ったときには助け合う。
子どもの成長に合わせて生活スタイルも変えていきます。
実は、これも立派な「経営」なのです。
会社も家庭も、本質は同じです。

経営の本質は、次の3つに集約されます。

1つ目は、「目的を達成し、組織を存続させること」です。
私たちBook Entertainment Groupの目的は、「本づくりを通じて人々の心と生活を豊かにします」というミッションを実現することです。そのためには、利益を出し続け、10年後も20年後も存在し続ける会社でなければなりません。

2つ目は、「限られた資源を最適に配分すること」です。
人、時間、お金、設備、情報。これらは無限ではありません。だからこそ、「どこに力を使うべきか」を考えることが大切です。
例えば、少しでも手待ち時間を減らすこと、ミスを防ぐこと、お客様が本当に求めていることを優先することも、立派な経営的視点です。

3つ目は、「社会に新しい価値を提供すること」です。
困っていることを解決する。便利さや楽しさを生み出す。お客様の想いを形にする。
その対価として利益をいただき、次の挑戦につなげていく。この循環こそが経営の本質です。

そして、これから皆さんにお願いしたいことがあります。
ぜひ、「一つ上の視点」で仕事を見てみてください。
「なぜこの仕事をするのか」「これはお客様にどんな価値を提供しているのか」「もっと良くする方法はないか」「1年後の会社のために、今できることは何か」そんな問いを持ちながら仕事をすると、見える景色が少しずつ変わってきます。

Book Entertainment Groupは、まだまだ成長途中です。
だからこそ、経営は社長だけがするものではなく、社員全員で創り上げるものだと思っています。
皆さん一人ひとりの知恵や気づきが、新しい商品を生み、新しいお客様を生み、新しい価値を社会に届けていきます。
ぜひ、一人の担当者としてではなく、一人の経営者としての視点も持ちながら、一緒に未来を創っていきましょう。

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