マイナスの逆側はプラスなのだ!!

サッカーJリーグも始まり、アルビレックス新潟は開幕戦でサガン鳥栖に2-1で逆転勝利!今年は優勝を狙うというアルビの活躍が楽しみです。
まだまだ寒い日が続きますが、春の兆しも見えてきました。

製本は繁忙期です。大変な時ですが、会社にとってとても大切な時でもあります。
安全、品質、納期という優先順位を守り、良い結果を出せるように頑張っていきましょう。

34年ぶり株価史上最高値
3月22日の日経平均株価は大きく上昇し、一時、3万9156円をつけた。
バブル期の1989年12月29日に記録した3万8957円を上回り、最高値となった。
22日の終値も3万9098円となり、終値として最高値だった3万8915円を超えた。
日本経済は、バブル崩壊後のデフレの長期化で、賃金が伸びず、それが消費を押し下げる悪循環を繰り返す。
そして、「安いことがいいこと」という風潮が続いていた。製本代金も34年間低迷している。

最高値とはいえ、日本の株価は約34年前に戻ったにすぎないのだ。
その間に米ダウ平均株価は約14倍。ドイツは9倍、イギリスが3倍となっている。
そんなに魅力のない国になってしまったのか日本は。

「国家ブランド指数」で、昨年、日本が初めて60カ国中1位となった
2月7日の日本経済新聞の記事である。
アンホルト-イプソス社が毎年発表している「国家ブランド指数」で、昨年、日本が初めて60カ国中1位となったとのこと。
これはフランスの市場調査会社イプソス・グループが6万人以上を対象に実施したインタビューに基づいている。

 国家ブランドとは、単にその国の良い評判のことだ。日本の国家ブランドの将来性は高まっていて、日本は輸出指数で最も強く、科学技術への貢献、創造的な国、製品の魅力に対する印象でトップとなった。また、日本は活気ある国として高い評価を得ているため、人と観光指数でも良い結果を残した。
 日本が総合ランキングで1位となったのは、2つの重要な属性で1位となったことが大きい。それは「この国で作られた製品は信頼できる」と「他の国にはない魅力」だ。製品への信頼だけでなく、公共スペースなどでの人と人との関係にも信頼が厚い。評判の良い国ほど投資先として適しており、外国人投資家は安定した信頼できる市場を好むと同時に、より高い投資収益率も好む。日本の政府や企業などは世界の好意的な見方を利用して、他の面でも競争力を向上させてほしい。(日本経済新聞より)

確かに、日本の印刷物は、海外のどこの印刷物と比べても、きれいだと思う。
東京の街や店も優れている。まず、清潔で、安全で、インチキがないし、愛想もいい。さらに、円安で価格も安い。

去年の出生数75万人余で過去最少を更新
少子化対策を進めているにも関わらず、去年1年間に生まれた子どもの数が、さらに減っていると昨日のNHKのニュースは伝えていた。
厚生労働省によると前年より5.1%減少し、75万8631人(速報値)。
第2次ベビーブーム期(1971年~74年)の1973年には209万1983人が生まれたが、2016年には97万7242人とはじめて100万人を下回り、その後8年連続で過去最少を更新している。

昨年「理念と経営」の巻頭対談で、「今の時代、東京だけ見ているようじゃ駄目だ」「今、日本の地方は人口が減って、高齢化も進んで、ビジネス環境としては外国よりはるかに難しい」という記事を読んだ。
東京都の補助事業で越境EC出品支援事業というものがある。
この事業は、海外市場の販路開拓を考える都内中小企業に向け、海外のECモール内に公社特設サイト(TokyoMall)を開設し越境ECへの出品体験や、自社製品に対する消費者ニーズの収集などの支援を行うというもの。
出品者の負担は商品を倉庫に送る費用だけという、手厚い支援だ。
現在、当社のお客様では田中紙工様が取り組み中である。

マイナスの逆側はプラスだ
マイナスのことに目を向ければ、大変なことだらけだ。
しかし、世の中は表があれば、裏もある。
株が上がって儲ける人がいれば、株の暴落で大損する人もいる。
子どもが減り人口減少で当社を含めた多くの会社ではマーケットが減少しているが、少子化改善のビジネスや婚活ビジネスは成長している。
日本の人口は減少しているが、インドの人口は14億人を超え、2064年つまり今後40年間は増加するのだ。

時代が変化することで、新しい問題が発生し、その解決のためのビジネスが生まれ成長していく。
まずは目先のお客様の問題を解決することが大切だが、そのお客様の変化への対応に、私たちのビジネスの種もある。

大切なことは「お客様の問題を理解し共感すること」そして、「その問題を自分事として解決策を考えて提案すること」だと思う。
お客様との接点がないポジションで仕事をしている社員さんは「お客様」を「社内」に置き換えて「社内や一緒に働く社員さんの問題を理解し共感すること」そして、「その問題を自分事として解決策を考えて提案すること」。
そのような思考や行動を続けることで、責任感や達成感、主体性、自立性という力をつけていってほしい。
皆さんの人生が豊かになるように。皆さんの心と生活が豊かになるように。

3月のテーマ
世の中の変化に目を向けよう!
page2024という展示会が開催され出展しました。
2月14日~16日までの3日間、池袋サンシャインシティーで開催され、3日間合計で2万1580人が来場しました。
コロナが終わり、人が動いていることを感じました。これも変化ですね。

pageという展示会は、もともと印刷の前工程である組版や制作関係の展示会でしたが、印刷がオフセット印刷からデジタル印刷にシフトしてくることで、デジタル印刷機械が多く展示されています。
その中心には製本機械メーカーのホリゾンが印刷物の最終仕上げ加工機械として重要な位置を占めています。

最終仕上げの製本が重要な役割を担う時代であり、各生産機械がデータを共有することで、自動化が進んでいます。
人が減少している時代で、自動化が大きな課題になっています。

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