自立し自律することで、自由にのびのび働ける社風にしたい

あけましておめでとうございます。
久しぶりに行動制限のない年末年始となり、有意義に過ごされたことと思います。

今年は元日に能登半島地震がおこり、また翌日には羽田空港で航空機衝突という大きな事故がありました。
あらためて災害は突然襲ってくるものであり危機管理の重要さを再認識した次第です。
このたびの災害と事故で被災された皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
そして一日も早く復興がなされることを願っています。

今年の第100回箱根駅伝は、青山学院大学が優勝しました。
Nさんと私の母校、中央大学は優勝候補ということで期待していましたが、まさかの13位、シード権も取れず、でした。
レース後の青学原監督はインタビューでこんなことを言っていました。

「20年かけて、自立から自律に変わってきた。学生達は自分の気持ちで走った。監督に言われて走るんじゃなくて、自分たちの好きな箱根駅伝へ努力して走った」


エンジョイ箱根駅伝。やらされるのではなく、自ら好きになって自ら努力する。何ごとも一緒です。
一昔前は、「勉強しなさい」「練習しなさい」と言われて育ち、「遅刻するな」「さぼるな」と言われて真面目に働いたものです。
今の若い世代は、自ら自覚し自立し、さらに自律する時代になってきたように感じます。
世界で活躍する大谷選手を筆頭に、自分で楽しみながら仕事をしているのですね。
さぼっているものは、後悔しても、その時間は取り返せないのです。

1月1日(月)16時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。
私は茨城県内で車を運転していました。
大津波警報が出る中、1月1日はGiHがシステムメンテナンスで出勤していたのでHさんにまず電話したところ、すでに自宅に帰ったとのこと。ひと安心でした。
少しずつ状況がわかってきて、会社近辺と自宅近辺はとりあえず津波の被害がないことがわかり、ほっとしました。
地震の後すぐ、Uさんから安否確認のラインがありました。
ミューズはラインで安否確認をしてくれていました。
Kさんが越後線の電車内に閉じ込められていました。大事に至らずよかったです。

1月2日、朝にHさんが会社に来てくれて、状況確認をしてくれました。
9時過ぎにN常務から社内の様子を撮影したラインがあり、「会社は大丈夫です。被害ありません。」との報告で安心しました。


ラインは少しうっとうしい点もありますが、災害時においてラインでの情報交換はとても大事だと感じます。
災害は突然襲ってくるもの、初動が人の命を救えるか救えないかの分かれ道になります。
今回の地震では1週間たっても安否確認ができていない状況です。
災害時の安否確認の方法など、会社としてもう一度確認する必要があります。

さて、今年の干支は甲辰(きのえたつ)。
“甲”はものごとの始まりという性格があり、“辰”は成長の年。
これまで努力してきたことが、グンと飛躍して、さらなる成長が期待できると言われています。
あくまで、これまで努力してきたことが飛躍する年であり、付け焼刃の一攫千金狙いがうまくいくわけではないとのこと。

いよいよ、入船製本工房がグンと伸びるか。少部数の上製本がグンと伸びるか。保育園アルバムがグンと伸びるか。
ミューズの俳句のマーケットがグンと伸びるか。ミューズのウェブからの受注がグンと伸びるか。
GiHのPrintDoorの受注がグンと伸びるか。アルバムシステムがグンと伸びるか。
伸びそうな要素がいっぱいあります。
辰年は、草木がグンと成長するように、これまで努力してきたことがグンと伸びる年です。
成長の年にしていきましょう。

最後に。少しでもいい年にしたいですね。
国内には干支を祀っている神社がたくさんあり、辰年の今年は龍神が祀られている神社にお参りに行くといいとのことです。

有名なのは長岡市蓬平温泉にある高龍神社。
商売繁盛の神様として、県内から、そして全国各地から参拝者が絶えない神社です。


近くにもありました。新潟総鎮守白山神社の本殿裏側にある黄龍神社。小さいが大きな力を持ったお社が鎮座しています。
黄龍神社の龍神は何事にも強い力を持ち、お守りが大変強い反面、おとがめも厳しいとされています。
一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
皆様にとって2024年が良い年となりますように祈っています。

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