2022年の総広告費は、7兆1,021億円、過去最高となった!

先週2月24日、株式会社電通が「2022年 日本の広告費」を発表しました。

<2022年 日本の広告費の概況>
◆2022年の総広告費は、通年で7兆1,021億円(前年比104.4%)となり、コロナ禍前の2019年を超え、1947年に推定を開始して以降、過去最高となった。

特に、社会のデジタル化を背景に、好調なインターネット広告費によって広告市場全体が成長した。
※前年までの過去最高は2007年(7兆191億円)

〔図1〕

◆インターネット広告費は、3兆912億円(前年比114.3%)となり、2兆円を超えた2019年からわずか3年で約1兆円増加した。

〔図2〕

◆テレビメディア放送事業者が主体となって提供するインターネットメディア・サービスにおける広告費(テレビメディアデジタル)のうち、テレビ番組の見逃し配信やリアルタイム配信サービスなどインターネット動画配信の広告費を推定範囲とする「テレビメディア関連動画広告費」は、350億円(前年比140.6%)と高い伸びを示した。
※インターネット回線へ接続されたテレビ端末。
 (以上、電通のプレスリリースより抜粋)
 
 
リーマンショック以降、日本の広告費も日本の経済も伸びきれずにいました。
それは、木戸製本所も同じで、2008年以降低迷しています。
広告費が過去最高を記録したことは、少し明るい光が差し込んでくるように感じます。

しかし、図3のように15年前とはその内訳は大きく変化しているのです。
広告費の中で減っているのは、新聞、雑誌、テレビ、DM、フリーペーパーなど。
しかし、紙ではない、新聞デジタル、雑誌デジタル、ラジオデジタル、テレビデジタルは増加しています。

〔図3〕


振り返ってみると、私たちは15年前と同じように仕事しているのではないかと、不安に襲われます。
新しいことにチャレンジはしていますが、根本的には同じ仕事のやり方をしているのではないか。
経営者としての能力不足、執念不足を感じてしまいます。

もう一つのデータを紹介します。クラウドサービス市場の推移です。※クラウドサービスとはインターネットバンキングやインターネットショッピング、SNS、グーグル検索など。

ICT市場調査コンサルティングのMM総研が2022年6月時点の国内クラウドサービスの市場動向をまとめ、その調査結果を基にした拡大推計を発表しました。
2021年度のクラウドサービスの市場規模は3兆5723億円で、前年度比24.3%増(図4)。
国内クラウド市場は引き続き非常に高い成長率を維持しています。
さらに5年後の2026年度の予測は7兆5千億円と2倍以上に拡大すると予測されています。※コンビニの市場が約7兆6千億円 印刷業は4兆6千億円。

〔図4〕

時代は変化しています。
そして、今までの10年よりも、今後の10年でさらに凄まじい変化が起こるといわれています。
どうするBook Entertainment Group。


3月のテーマ
自社の強みを明確にしよう!
自社の強みとは、私たちが感じることではなく、サービスを利用していただくお客様が感じることです。

木戸製本所の強みは、お客様の困ったことに対応してくれること。
例えば、スケジュール変更や不良品の発見など。
これは、今までのお客様に対しての強みです。
今後は、少部数の印刷製本を強みとしていきます。
さらに、新たな強みも育てていく必要があります。

ミューズは、お客様が困っている原稿整理や丁寧な対応が強みです。
今後はご年配の方が苦手とするクラウドサービスを使いやすくすることで、俳句・短歌・川柳での新しい楽しみを作っていくことを強みにしたいと考えています。

GiHは、まさにクラウドサービスを構築できることが強みです。
成長業種ですから、競争も激しく、生き残ることは簡単ではありません。
よりニッチな市場でまず足場固めできる強みを育てていきます。
当面は、本づくりの市場で強みを育てていきたいと考えています。

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