お客様の喜びを考えて仕事をしよう!

当社の決算月となる7月になりました。次年度に向けて、どのように考えているかを皆さんにお伝えしたいと思います。

 2021年度は、コロナは一進一退でしたが、仕事は少し戻っていることを感じています。また、1月から展示会も始まり、新規事業も知ってもらえる機会が増えてきています。木戸製本所のもの補助の採択が遅れましたが、ようやくスタートできるようになり、ミューズ、GiHともに次年度につながる一年でした。しかし、売上は、新規事業が立ち上がっていないので、まだ苦戦中です。

 2022年度は、まず今の状況を改善していくこと。一日一日の収支がプラスになるよう意識して仕事していくことが大事です。収支の意識をもって仕事をしていき、現状の仕事でプラスにしていきます。もう一つ、未来の仕事づくりも大切なことです。その費用は現状の仕事の利益から出していかなくてはいけません。

 計画を立てて行くうえで、外部の環境変化の認識はとても大事ですが、どのように変わっていくでしょうか。6月に岸田内閣の「新しい資本主義」の経済政策が提唱されました。人への投資、科学技術分野への重点投資、スタートアップの起業加速、「グリーントランスフォーメーション(GX)」への投資など4つの柱で構成されています。印刷業にはあまり追い風となる政策はなかったようですが、メタバースとNFTについては提言書に記載がありました。脱炭素については「10年間に官民で150兆円規模のグリーントランスフォーメーション(GX)投資を実現する」となっています。なんとなく、紙は不利な感じですね。成長分野への労働移動を後押しする方針も打ち出しています。非正規を含め100万人の再就職や能力向上を支援するとあります。女性が働きやすい環境を整えるため、301人以上を常時雇用する企業に男女の賃金差を公表するよう求めるそうです。女性活躍社会と成長分野への労働移動ですね。一応、日本と世界はこういう方向へ進むようです。

 当グループの「本」の外部環境はどうでしょうか。コミックもスマホで読むようになり、横スクロールから縦スクロールに変わってきています。既存の本は減少していくことと思いますが、本の技術を使ったギフトは、新たに生まれていく可能性はあります。最近、飲食店でもタブレットで注文する店が増えていますが、紙のメニューが一緒においてある店もあります。静止画から動画へというメディアの流れもありますが、アナログに回帰していく風潮もないわけではありません。少部数の本というプラットフォームで攻めていきたいものです。

 ではBEグループの強みと弱みはどうでしょうか。

 「本づくり」を前面に出しているので、少部数の本の印刷製本ができることが最大の強みです。今は1部から印刷製本ができますが、ここがより強みとして磨いていくところだと考えます。出版社もあまたありますが、少部数の本をただ単に作るのではなく、自動組版で作っていく。Webの力でお客様の集まる広場づくりをしていく。Webで売れるものを増やしていく。システム開発会社もあまたあります。特徴がないと下請けで生きていくことになりますが、GiHは本づくりギフトで特徴を出して、自社製品を売れる会社になれるといいと考えています。

 目指すのは、プラットフォームを作っていくこと。人が決めたルールの土俵で仕事をするのではなく、小さくても、自社の決めたルールの土俵の上で仕事をするということ。今までの印刷という土俵、今のデジタル印刷という土俵、自費出版という土俵、みんな誰かが決めたルールの下で、仕事をしています。システムの大手も仕事の内容は大手の下請けの仕事をやっている会社が多いのです。

 小さくても自分の土俵を作っていくことを目指して、チャレンジしていきます。

 来年度、取り組んでいくことを優先順位をつけて書いてみます。

① 既存のお客様対応  生産性アップ

 今のお客様の仕事をよりお客様に喜んでもらうにはどうする? 私たちもより儲かるようにするにはどうする?

② 人材育成

 目標をもって生き生き働くにはどうしたらいい?

 どんな資格を取ればより成長感を感じられる?

③ イノベーティブな顧客創造

 製本会社らしくないお客様?

 本売りで稼がない?

 自社商品づくり

④ DX対応

 総務のDX

 顧客対応のDX

7月のテーマ

お客様の喜びを考えて仕事をしよう!

 まず、お客様とは誰でしょう。発注してくださる会社もお客様。私たちが作った商品を使うエンドユーザー。発注していないけど、質問したり訪問してくださる方。次工程がお客様というように次の工程もお客様です。

 発注者としてのお客様には会うことは少ないかもしれませんが、実際に本を読むというエンドユーザーの気持ちは皆さんわかります。知らない会社やお店を訪問した時に、いい気分になれるか、いやな気分になるか。味わったことがあると思います。仕事には常に前工程と後工程があります。前工程にこうしてほしい、という気持ちは皆さんわかっているのではと思います。どうしたらお客様に喜んでいただけるか、考えて仕事をしていきましょう。

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