存在する意味のある会社であり続けるために

―Print Doors 2026 出展を通じて考える BEグループのこれから―

2026年1月、私たちは光文堂新春機材展「Print Doors 2026」に出展しました。
今回の展示会のテーマは「その先へ 現在・過去・未来」。
印刷・情報産業の“いま”を見つめ、その先にある未来をどう描くかが、業界全体に問われていると感じる二日間でした。

展示会全体を通して強く感じたのは、「効率化」や「自動化」そのものが目的ではなく、それらを通じてどんな価値を生み出す会社でありたいのかが問われている、ということです。
AI、DX、ロボット、省人化――これらは確かに時代のキーワードですが、技術だけを追いかけても、存在する意味のある会社にはなれません。

今、印刷業界は大きな転換点に立っています。
紙の需要は量としては伸び悩む一方で、「残る紙」「選ばれる紙」は、確実に存在しています。
そこに共通するのは、「つくり手の意図や想いが伝わること」「手に取った人の心に残ること」です。

私たちBEグループが目指すべき方向は、まさにここにあると考えています。
木戸製本所は、単なる製本の請負先ではなく、「この本を、どう仕上げるべきか」を一緒に考えるパートナーでありたい。
ミューズ・コーポレーションは、自費出版を希望される方にとって、安心して相談でき、人生の一冊を形にする伴走者でありたい。
GiHは、印刷や製本の枠を超え、情報や価値を“届ける仕組み”を考え、支える存在でありたい。

展示会で紹介されていた自動化やDXは、人を不要にするためのものではありません。
むしろ、人が「考えること」「向き合うこと」「創ること」に集中するための土台づくりです。
効率化によって生まれた時間と余力を、私たちはお客様と向き合う力に変えていかなければなりません。

存在する意味のある会社とは、
「安いから選ばれる会社」でも
「機械をたくさん持っている会社」でもありません。


困ったときに思い出してもらえる会社
相談すれば一緒に考えてくれる会社
この人たちに任せたいと思ってもらえる会社

そうした“信頼”の積み重ねこそが、私たちの価値です。

そのためには、一人ひとりが自分の仕事を「作業」で終わらせないことが大切です。

この一冊は、誰の手に渡るのか。
この仕事は、誰の想いを形にしているのか。
その先に、どんな喜びや感動があるのか。

それを想像できる会社は、簡単には代替されません。

展示会で見た未来は、決して遠い話ではありません。
選ぶか、流されるか。
変わるか、変わらないか。

その判断の積み重ねが、数年後の私たちの姿を決めます。

BEグループが目指すのは、
「時代に振り回される会社」ではなく、
「時代の中で必要とされ続ける会社」。

そのために、技術を活かし、人を活かし、想いを形にする。
存在する意味のある会社であり続けるために、これからも一歩ずつ、挑戦を重ねていきましょう。

2月のテーマ 自社の強みを最大限に活かそう!
「自社の強み」は、最初から決まった答えがあるものではありません。
日々の仕事の中で、「お客様に喜ばれたこと」「他社よりうまくできたこと」「自分たちが誇りを持てた仕事」の中に、必ずヒントがあります。
少部数でも丁寧につくる姿勢、現場同士の連携、相談しやすい空気感――それら一つひとつが、私たちの強みになり得ます。
大切なのは、その強みに気づき、意識して活かすことです。
ただ言われたことをこなすのではなく、「自分の仕事がこの会社のどんな価値につながっているのか」を考えてみてください。
その積み重ねが、BEグループならではの存在感をつくり、選ばれ続ける会社へと成長させてくれます。

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