新しい挑戦を始めるのに適している乙巳(きのとみ)年!

新年あけましておめでとうございます
皆さんとともに、新しい年を迎えられることを大変嬉しく思います。
昨年は、グループ全体で力を合わせ、多くの成果を創り出した一年でした。ありがとうございました。
2025年は「さらなる成長と進化」を実現する大切な一年です。
本づくりの世界は、今、新しい技術や市場の変化の波にあります。
この変化を「チャンス」として捉え、皆さん一人ひとりの力を結集して、強いチームを作り上げていきましょう。

2025年は乙巳(きのとみ)年
乙巳(きのとみ)年は、新たな始まりや変化の時期であり、慎重な計画を立てながら柔軟に対応することが成功の鍵とされます。
木(乙)が火(巳)を育む相互作用から、情熱や創造性が生まれやすい年です。
また、知恵や直感を活かして、自己を見つめ直したり、新しい挑戦を始めるのに適しています。
乙巳(きのとみ)年の2025年は、本づくりの技術を活かして、今までと違う顧客をターゲットにしてみる、デジタル印刷に合った新しい製本技術に挑戦する、など未来を見据えた新たな分野に挑戦していきます。
また、多様化する顧客ニーズに合わせたカスタマイズサービスや小ロット対応を強化する、といった挑戦をしていきたいと思います。

2025年、BEグループにとっての機会と脅威
本づくりの世界だけではなくすべての産業が、新しい技術や市場の変化の波にあります。
この変化は私たちにどのような影響があるのでしょうか。

機会としては
1.デジタル技術の進化による新市場の拡大
デジタル印刷やオンデマンド出版技術がさらに進化し、小ロット やパーソナライズされた本づくりの需要が増加する可能性があり ます。俳句など特定のニッチ市場や、インバウンドや新潟の酒など 地域性のあるコンテンツマーケットが拡大するチャンスです。

2.生成AIとデジタルツールの活用
生成AIを活用することで、編集やレイアウト、校正の効率化が期待できます。さらに、AIを活用したコンテンツ生成や翻訳が本づくりの可能性を広げます。デジタル印刷の活用で本づくりの全体的なコスト削減や、短納期の案件を効率よく対応可能になります。AIや自動化についての学習が必要です。

3.地域および個人作家市場の成長
個人作家の自費出版や、地域限定の出版プロジェクトの需要が増えています。各地のローカルマーケットの本づくりには上製本市場が必ず発生します。全国の印刷会社の少部数上製本を取り込みたいです。

脅威としては
1.コスト増加と競争激化
原材料(紙、ホットメルトなど)の価格高騰や、物流コストの上昇 が利益率を圧迫する可能性があります。市場は縮小するのに印刷通販のサービスは拡大していき、競争がさらに激化します。価格競争のリスクが増す可能性があります。

2.生成AIによる編集・制作の自動化
生成AIの普及により、一般の企業が自社でコンテンツ制作を行うという超内製化が起こり、印刷や出版の発注が減るリスクがあります。さらにデジタル分野での競争力がない企業は、技術変化に取り残される可能性があります。

3.環境規制の強化
環境保護規制が強化されることで、非対応企業は市場競争力を失うリスクがあります。環境負荷の高い製品を見直す必要が生じる場合があります。私たちも頭の片隅にエコな製品づくりを置く必要があります。

2025年はどう行動していくか
1.機会を最大限活かすにはどうするか
・技術的にはデジタル印刷とその上製本、生成AIを積極的に取り入れること。GiHのシステムも印刷業の受注の効率化と差別化を図る武器として全国の印刷関係に活用してもらいたいものです。
私たちの強みを活かした商品サービス╳ニッチマーケットで、 特定の市場や顧客層に知ってもらうことやお客様をよく知る努力 が必要です。
・小ロット上製本技術と短納期への対応力を磨くことで、新たな 顧客を開拓していきます。

2.脅威に備えるためにどうするか
・競合他社や生成AIの動向を常に注視し、市場のニーズを先取りするアンテナが必要です。
・無駄な人件費の削減や仕入れの見直し、提供価格の見直しで原材料費高騰への対応力を強化していきます。
紙媒体の魅力(触感、デザイン性、保存性)を訴求し、電子書 籍との差別化を図っていきます。

2025年は、我がグループの強みである「本づくり」の伝統を守りつつ、柔軟に最新の技術やトレンドを取り入れる一年にしていきたいですね。

1月のテーマ やり抜く力を高めよう!
目標を達成できたかどうかは、計画を立てて、その計画に沿って「コツコツと努力を積み重ねられたかどうか」ということに行きつきます。
今月はコツコツと積み重ねることで「やり抜く」について考えていきたいと思います。

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