骨太の方針、少し勉強してみよう

眠れない夏になりそうだ
陸上のパリオリンピック代表選考を兼ねた日本選手権が新潟市で開催された。
陸上競技だけではなく、パリオリンピックの出場者が次々と決まっている。
パリオリンピックは1か月後の7月26日に開幕し8月11日まで開催される。
100年ぶりにフランスの首都・パリを中心に開催される大会では、32競技あわせて329種目におよそ1万人の選手が参加する見込みだ。
日本選手団の選手数は海外で行われる大会では2008年の北京大会の339人を上回り、史上最多の400人余りとなる見通しだという。
開催地・フランスと日本の時差は-7時間。
NHKでは日本時間夕方から翌朝6時まで生放送を行なう予定。
睡眠不足の夏になりそうだ。

骨太の方針2024
毎年6月ごろに、内閣総理大臣が閣議決定する骨太の方針が6月21日に発表された。
内容は、年末にかけて議論する予算案にも反映される。
骨太の方針2024のおもな政策の柱は、以下の通り。

・豊かさを実感できる「所得増加」及び「賃上げ定着」
 つまり給料を上げること

・豊かさを支える中堅・中小企業の活性化 
 つまり頑張る中小企業を応援する

・投資の拡大及び革新技術の社会実装による社会課題への対応
 つまり私たちの生活もデジタル化が進む

・地方創生及び地域における社会課題への対応
 つまり東京圏への過度な一極集中をどう是正するか

骨太の方針2024 中堅・中小企業向けの政策方針
では、私たち中小企業向けにはどのような方針なのか。
骨太の方針2024は、「日本経済を熱量あふれる新たなステージに移行させるため、地域経済をけん引する中堅企業と、雇用の7割を支える中小企業の稼ぐ力を強化する」として、具体的に次のような政策を掲げている。

1. 人手不足への対応
ロボットなどの自動化技術の利用やデジタル技術を活用して仕事のやり方を変えることで人手不足に対応しようとする中小企業を応援するということ。

2. 輸出・海外展開支援
中小企業に販売の機会を提供する海外ECサイトの拡大など、中堅·中小企業が外需を取り込むための挑戦を後押しするということ。

3. 事業承継支援
後継者がいない中小企業のための事業継承を応援し、優良な中小企業を残していこうという取り組みをしていくということ。

骨太とは、がっしりした、ぶれない骨格という意味なので、国がそういう方針で行くということ
当社の人手不足への対応はどうだろうか。
よりインターネット経由の仕事を増やしていくように資源配分していくことや、アナログな仕事でも情報伝達や管理業務などはデジタル技術を活用していく必要がある。

輸出や海外支援についても、現在商品やサービスはなくても、脳みその片隅で考えていかないといけない。
GiHの開発案件では海外向けのECサイトの案件もある。海外向けの俳句サービスなどできないものか。

事業継承は当社でも考えていく必要があることで、5年後までには方向性を明確にしなくてはいけない。

賃上げをしていく必要がある。
賃上げには原資が必要で、ただ単に価格を上げればいいものではない。
高い価格を支払うだけの価値づくりが必要だ。
現状のサービスをもう一度見直して、付加価値の高いサービスや価値を感じてもらえる仕組みに変えていくことが必要だ。

政治の進む方向は、会社の進む方向にとっても大事な要素だ。

新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されて1年たった
6月は秋田で佐藤商事様の、そして、仙台でコニカミノルタ様の展示会も開催され、出展させてもらった。人の動きはコロナ前に近いと感じる。
展示会後の食事なども、予約していないと入れない店も多くなった。新幹線も3列席の真ん中席まで満席になっている列車も増えている。



週刊プレイボーイのアンケートを見ると、定着した習慣の1番が「マスクの着用と手指の消毒」2番目が「仕事関係の会食の減少」だった。
当社も懇親会は今年度から復活し始めたが、参加者は少ないままだ。
仕事は基本のコミュニケーションも大切な要素で、仕事以外の情報を共有することで、その人との距離も近づく。
また、懇親会の設営も仕事ではないが、勉強になることも多い。
どうしたら参加者に喜んでいただけるか、考えることは大変だが、社会人として必要なスキルでもある。
また、その大変さがわかるから、参加しようという気持ちも生まれ、そこから連帯感も生まれていくかとも思う。
可能であれば大勢の皆さんに参加してほしい。

7月のテーマ  自社の存在意義に目を向けよう!
あなたが存在することで、誰かの心が温かくなったり、あるいは頼りになると信じてくれるならば、それこそが人間の存在価値なのではないでしょうか。 瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」より

会社においても同じことがいえると思いました。
私たちの仕事が、誰かの心を温かくしたり、私たちの仕事を頼りにしてくれる人がいることで、私たちの会社の存在価値になるのでしょう。
給料を沢山もらえるとか、もらえないとかではない、絶対的な価値観があると思います。
とはいっても、給料は多いほうがいいので、それは最低賃金アップなど、法律が変わることで是正されて行って欲しいとも思う。

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