一歩先の未来の本づくりを実現していきたい

大相撲九州場所は霧島が優勝。平幕で21歳の熱海富士が二場所連続で千秋楽まで優勝に絡むという大健闘だ。今後が楽しみだ。

プロ野球日本シリーズは阪神タイガースが優勝。阪神の優勝もうれしかったが、どちらが勝つかわからない、大変面白いシリーズだった。


11月は8‒10日、ホリゾン・スマートソリューションフェア2023 in 京都に出展させていただき、11月16-17日は東京浜松町のAccurio Days(アキュリオデイズ)2023に出展した。

今は、ホリゾンの折機も2台使い、多くのホリゾン製本機械が稼働しているが、ホリゾンとのお付き合いは2001年から始まった。

木戸製本所で少部数の印刷製本をスタートした時に、コニカミノルタのデジタル印刷機とホリゾンの少部数製本設備一式、少部数上製本の設備も導入した。

無線綴じ機は福岡の九秀製本から使っていないホリゾンの無線綴じ機を譲ってもらい、ホリゾンからメンテナンスをしてもらって導入し、その後、BQ470というPUR糊を使える無線綴じ機の国内1号機を導入させてもらった。

担当営業は中川さんで、現在もホリゾンに在籍しているが、営業と言いつつも、機械の修理も得意で、大変お世話になった。

ホリゾンは1946年に創業し、1973年に製本機械を売り始め、現在は印刷製本の世界的なコアの企業となった。
今回の「ホリゾン・スマートソリューションフェア2023 in 京都」という展示会は、京都市南区に「ワールドサポートセンター」を今年開設し、ショールームHorizon Park Squareをオープンしたこけら落としの展示会だった。


展示会出展の目的は、GiHのPrint Doorというweb to printシステムを知ってもらうこと。
印刷会社に導入してもらうために、印刷会社と接点を持っている、ホリゾン、富士フィルム、代理店と言われる印刷機材商社に知ってもらうことが必要。
とにかく知ってもらうことなのだ。
雑誌などにも掲載されているが、直接体験してみないと、その商品はわからない。
スーパーの試食みたいなもので、食べてみないとわからないのだ。
そして、体験したことは、記憶に残るもの。このような機会を与えてもらえることに感謝です。


11月16-17日は東京浜松町のコニカミノルタ本社で「Accurio Days(アキュリオデイズ)2023」が開催され、こちらも出展させてもらった。

コニカミノルタとは、まだデジタル印刷に取り組む会社の少なかった2001年に、モノクロ印刷機を入れさせてもらったのがご縁でずっとお付き合いさせてもらっている。

すでに退職しているが、当時、コニカミノルタNCの部長だった高橋さんに育てていただき、今のミューズがある。

20年がたち、印刷会社において、デジタル印刷があるというのは、当たり前になった。
印刷サービスから「ギフトとなり得る本づくり」という光が見えているのも、コニカミノルタとホリゾンにお付き合いいただいたからでもある。


 展示会でカレンダー作成の流れを紹介すると、
 ①来場者にQRコードをスマホで読んでいただく。
 ②スマホの中の好きな写真を選び、スマホでカレンダーの編集
 ③スマホで無料クーポンを使い決済をしてもらい発注
 ④4分待つとカレンダーのデータがパソコンに落ちてくる
 ⑤パソコンでそのデータをコニカミノルタのデジタル印刷機  のフォルダーに投入
 ⑥印刷機で自動で面付けして印刷し、その印刷機でカレンダー  のサイズに自動カット
 ⑦カレンダーをケースに入れて、大事な名刺交換をして終了
 

無料で来年の自分だけのオリジナルカレンダーが作れるので喜ばれることが多い。
特に、小さな子どものいる世代、孫のいる世代、ペットの写真、推し活の写真など、写真を選ぶのに時間を使う人も多い。

印刷業向けよりも、イベントで使ったほうが面白いかもしれない。紙を使い、インターネットを使うことで、とても喜ばれるギフトとなることも実感する。

何度も言うが、インターネットを使ったクラウドサービスの市場はこれからも大きく伸びていく。
そして、クラウドサービスで商品やサービスを買うことが当たり前になるかもしれない。
私たちも、何らかの形でクラウドサービスに挑戦していくことは必要なことだ。一歩先の未来の本づくりを実現していきたい。

お客様が新しいビジネスを始めることができたり、お客様の困っていることを解決できたり、お客様の楽しみが増えていく、そういうサービスを商品として提供していきたい。
そのためにも、お客様の声を聴き、世の中の困りごとの解決ができるよういろいろなことを自ら体験していきたいものだ。

12月のテーマ  人が育つ会社にしよう!

植物は周りの樹より多く日が当たるように上に伸びていく本能があるように、人間にも「伸びよう」という本能があり、子供のころは自然と成長していくようだ。さて、大人はどうだろう。

会社が成長していくと、働く人も成長していかないと、会社にいることができなくなる。

また、一緒に働く人が成長していくと、自分も成長していかないわけにはいかない。
お客様が成長していくと、私たちもその成長の先を行かないとお仕事が頂けなくなる。

私たちの本能である「成長する」を目覚ませるためにも、自分自身を成長している環境においてやることが必要なのだと思う。
新しい発見のある毎日を楽しみましょう。


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